錦織圭出場のジュネーブ・オープン2017 準々決勝の試合結果

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全仏オープンテニス(フレンチオープン)2017を見据え、右手首の怪我による試合勘を取り戻すために急遽出場した、ジュネーブオープン2017は準々決勝に進出し、日本時間5月25日(木)22:24より、ケビン・アンダーソン[62位]31才(南アフリカ)選手と錦織圭は対戦し、2-6・6-4・7-6で勝利しました。

錦織圭[9位]267
ケビン・アンダーソン[62位]646

第3セットのタイブレークは8-6で錦織が獲っています。

■第1セット、ケビン・アンダーソンのサーブで試合開始

ヘアバンドで試合に臨んだ準々決勝の錦織選手ですが、身長203㎝から繰り出される220㎞を超えるサーブに苦しみ、4ゲーム目に先にケビン・アンダーソンにブレイクされる展開にとなります。さらに、8ゲームも簡単にブレイクされ、第1セットを落とす状況で第2セットへ
第1セットはファーストサーブが入らずアンフォーストエラーが目立つ内容となりました。

●錦織圭の第1セットスタッツ
ファーストサーブ成功率50%
セカンドサーブ時に相手にリターンされたポイントは5/12(42%)の確率で奪われています。

■第2セット、ケビン・アンダーソンのサーブから

第1セットから修正し、1ゲーム目からリターンも冴え錦織圭がブレイクスタート、3ゲーム目にもブレイクチャンスが訪れますが、ケビン・アンダーソンが得意のサーブでエースを連発し凌ぎます。

7ゲーム目もブレイクポイント作るもののブレイクには至りませんでしたが、第2セットを錦織がとり1-1のイーブンに戻しました。

●錦織圭の第2セットスタッツ
ファーストサーブ成功率64%
相手セカンドサーブ時の獲得ポイントが向上(第1セット25%→第2セット47%)と、セカンドサーブへ対応しショットが決まりだしたのが見て取れます。

■第3セット、ケビン・アンダーソンのサーブから

錦織サーブの2ゲーム目、ファーストサーブが入らずポイントを先行されますが、デュースで粘りキープします。続く3ゲーム目は錦織選手がブレイクポイントを作るも奪えずお互いキープの展開

ここまでファーストサーブ成功率が50%と決まらない錦織圭は、アンフォーストエラーもあり、6ゲーム目もデュースに持ち込まれます。

第10ゲーム、ファーストサーブが決まらず40-0となりますが、強いメンタルを見せデュースまで持ち込み苦しみながらキープします。

ファーストサーブが入らないセットは、リズムも作れず厳しい場面もあり、第3セット10-ゲーム目にはゲームが決まってしまいそうな場面もあり、非常に心配しましたが落ち着いたプレーを見せ、最終的にはタイブレークで競り勝ち準決勝に進出となりました。

●錦織圭の第3セットスタッツ
ファーストサーブ成功率68%
第3セット後半はサーブの成功率も上がってきましたが、動きは切れているだけにサーブとショットミスなど精度が今後のポイントとなりそうです。

準決勝の対戦相手及び試合日時もすでに発表されていますので、詳しくは下記特集をご覧下さい。

■試合時間:2時間29分

錦織圭のジュネーブオープン2017・準決勝の試合日程(試合開始時刻)・放送予定(テレビ局情報・生中継)・対戦成績やドロー(トーナメント表)など詳細情報を特集サイトにてご覧いただけます。

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴10年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1700記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら