錦織圭がゲリー・ウェバーOPテニス2017の1回戦を2-1の逆転勝利で2回戦進出!!

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グラスコート(芝)シーズン初戦となるゲリー・ウェバー・オープン2017の1回戦で、ダブルスのパートナーとなるフェルナンド・ベルダスコ[34位]33才と対戦し2-1の逆転勝利で2回戦に進出しました。

この大会はウィンブルドン選手権(全英オープンテニス)前哨戦となる重要な大会となります。錦織選手は芝でのコートに慣れるため、ダブルスでの出場とダブルエントリーしています。1回戦はダブルスを組むF.ベルダスコと話題になりましたが、芝でのシーズンは怪我が多い為、ウィンブルドン選手権に向け調子を上げて欲しい大会となります。

錦織圭・1回戦の試合結果とスタッツ|ゲリー・ウェバーOP2017

錦織圭[9位]666
フェルナンド・ベルダスコ[34位]734

試合開始時刻:6月20日(火)19:16
試合時間:2時間24分

1回戦の試合スタッツ

下記は全体の試合スタッツとなります。ファーストサーブの重要性が際立った試合となりましたが、全仏オープンに比べ安定した感じのある錦織選手でしたので、今後の試合も期待持てそうです。
■錦織のファーストサーブ成功率
1st:68%・2st:57%・3st:69%

錦織圭vsF.ベルダスコ
3エース14
4ダブルフォルト2
64%1stサーブ成功率71%
56/67(84%)1stサーブポイント獲得率55/75(73%)

グラスコート(芝)の特徴について

ウィンブルドン選手権やゲリー・ウェバー・オープンのグラスコート(芝)はハード・クレーに比べて球足が早く、ボールが弾まない為、バウンドが低くなります。また、芝が荒れてくるとイレギュラーも多くコートも滑りやすい為、身体的ストレスが大きくなるのが特徴となります。

1回戦を突破した錦織選手ですが、球足が速い芝ではファーストサーブが重要になってきます。F.ベルダスコ戦の第1セットは錦織選手のファーストサーブが入った場合のポイント獲得率が92%となりましたが、ファーストサーブを決めキープし、相手サーブ時には数少ないチャンスをものにするかがポイントとなります。

■第1セット、F.ベルダスコのサーブで試合開始
お互いファーストサーブも良くキープが続き、タイブレークに突入しました。タイブレークは6-5とF.ベルダスコがセットポイントに迫りますが、錦織が落ち着いたプレーで6-6とイーブンに戻しますが、錦織が先に2ポイントを獲られ第1セットを落とします。
■第2セット、錦織のサーブから
4ゲーム、F.ベルダスコのダブルフォルトから乱れ、トリプルのブレイクポイントを握った錦織が、このゲームをブレイクします。
5ゲーム、ブレイク後キープをしたい錦織ですが、細かなミスが出てF.ベルダスコがブレイクブックされます。
6ゲーム、ブレイクバック後、すぐに錦織がブレイクし再びリードします。徐々に前に出る展開が見て取れます。
9ゲーム、F.ベルダスコが粘りを見せ、デュースに持ち込みますが、錦織も踏ん張りキープしセットカウント1-1で最終セットに入ります。

■第3セット、F.ベルダスコのサーブから
1ゲーム、錦織がデュースに持ち込み、ブレイクポイントを作りますがブレイクには至りませんでした。
2ゲーム、F.ベルダスコが0-40とトリプルのブレイクポイントを作られますが、錦織が挽回しキープします。
7ゲーム、このゲーム再三にわたりブレイクポイントを作る錦織に対して、サービスエースで挽回するF.ベルダスコでしたが、錦織が上回りブレイクに成功します。F.ベルダスコは7ゲーム終了後、腰の治療の為メディカルタイムアウトをとります。

■試合時間:2時間24分
初戦から厳し展開となりましたが、無事にシングルスは2回戦に進出しました。芝のコートに慣れるため、ダブルスでの試合もエントリーしている錦織選手ですが、ダブルスの試合も明日以降に行われます。シングルス・ダブルス共に詳細情報は下記をご覧下さい。

■シングルス2回戦の試合日程(試合開始時刻)・放送予定(テレビ局情報・生中継)・対戦成績やドロー(トーナメント表)など詳細情報を特集サイトにてご覧いただけます。

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■ダブルス1回戦の試合日程や試合速報(結果)・ドローなどの情報を下記をご覧下さい。
錦織・F.ベルダスコ組み ゲリー・ウェバー・オープン・ダブルス1回戦の試合情報・ドロー・速報

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴10年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1700記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら