ラグビーW杯2015 日本VS南アフリカ戦について選手・監督のインタビューコメントのまとめ

ラグビー,ラグビー・ワールドカップ

世界中がラグビーワールドカップ2015 日本代表の勝利を大々的に報じていますが、試合後の各選手のコメントを集めて見ました。

日本代表VS南アフリカ戦の大金星の裏には何があったのか?そして、各選手は試合後何を語ったのか是非ご覧下さい。

監督・選手のインタビューコメントまとめ

エディー・ジョーンズヘッドコーチ

試合前
「日本が真剣にラグビーをやっていることを証明しにきた。世界に尊敬される試合を見せたい」

「日本は体格が小さいので、ボールを動かし、懸命なことをする。そして相手のミスを誘うようなことをしなければならない」

まさに、言葉の通り選手達は実行し、世界に尊敬と驚きを与えました。

試合後
「これで日本のラグビーの歴史が変わった」

「興奮している。信じられない。チーム力で勝った。日本は今までコーチした中で最もハードワークするチームだ」

「作戦としてはボールを動かそうとすることを心掛けた。そして勇敢に戦った」

「本当に信じられない。きょうはいいプレーができると思っていたが、日本のラグビーにとって素晴らしい日だ。W杯で南アフリカに勝ったのだから特別な気持ち。W杯の歴史の中でも最高のゲームだと思う」

「W杯の歴史の中でも最高の試合だ。(日本開催の)19年W杯に向けて素晴らしいものになった。日本にとって大きなものだが、単なるスタートにすぎない」

「ベスト8に行くのがターゲット。今日は一生懸命やったが、4日後にスコットランド戦がある。これから3時間お祝いして勝利の余韻にひたり、それから次を考える」

エディー・ジョーンズが提言し続けた「アタッキング・ラグビー」が実った瞬間ではないでしょうか?

今後、「アタッキング・ラグビー」と言う言葉がメディアで取り沙汰されると思います。

「アタッキング・ラグビー」とは?簡単解説

「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」2012年10月の資料にこう書かれていいます。

積極的に攻撃するラグビー

ラグビーは、走り、蹴り、パスすることで点を取るスポーツである。
とにかくボールをキープしパスとランでボールを掴んで離さない、積極的に攻撃するラグビーとあります。

アタック・シェイプ(攻撃する時の形)を基本とし、

フォワードもバックスも常に決まったポジショニングをとるり、どんな局面でも、常にその形をとります。

その形を常に崩さない為、そこからいくつものオプションを生むことができます。

通常、少しでもフォワードが足りなかったりすると、ディフェンスする側からすれば絞りやすくなるので、いつも同じ形をとることで、相手のディフェンスラインを崩すことができる戦術とされています。

さすが、名将だけあっていつまでも余韻にひたることなく、スコットランド戦に向けてさらなる準備をしてくれると思われます。

ラグビーワールドカップ日本代表選手たちのコメント

主将のリーチ マイケル

「最後は同点ではなく、勝ちにいこうと思った。練習でやってきたことを信じてやった」

「このためにやってきた。ラスト3分は両足がつって大変だったが、周りの選手がよく動いてくれた」

「一回切り替えてスコットランド戦に向けて、いい準備をしたい。まだ終わっていない。ベスト8にいかないといけない。それが私の仕事」

24得点をあげた、五郎丸歩 選手

「あの時点、全員がスクラム(の選択)でした。勝たないと歴史は変わらない。勝利を最後まで、信じることができたんです」「(南アに)走り勝てる自信があった」

「みんなが4年間、ハードワークをしてきた結果。今日はたまたま僕がキックを蹴っただけ。キックは緊張しませんでしたが、国歌を歌う時はこみあげてきましたね」

「W杯は始まったばかり。歴史は1つ変えましたけれど、もっと大きなものを変えて日本に帰りたい」

決勝トライをあげた、カーン・ヘスケス

「走るコースが見えた。姿勢を低くして、足をドライブした。めちゃくちゃうれしかった。信じられない気分だ」

センター立川理道

「僕には低いタックルしかない。(ディフェンスを)やりきってやろうと考えていました」

タックルの技術を習得するために、元格闘家の高阪剛氏スポットコーチとして参加していた時期がありました、格闘家として海外の大きな選手を倒す為に身につけた、タックルの技術をラグビー日本代表に教えると言うものでした。

レスリングの吉田沙保里選手も早くて低いタックル技術で世界を取っています。

小柄な日本人が大きな相手を倒す為に、ラグビー以外の技術を貪欲に取りいれるエディー・ジョーンズ監督の凄さが伺えます。

各選手とも、気持ちは次のスコットランド戦に向けて気持ちを切り替えているのが伺えます。

大金星を上げた次の試合は、中だるみし大敗することがありますが、今のラグビーワールドカップ日本代表には無縁のように思えます。

次戦は9月23日(水)スコットランド vs. 日本となります。

放送日程や生中継については下記よりご覧下さい。

→ラグビー日本代表 ワールドカップ2015の試合日程と放送時間←

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スポーツライター(ぐぐスポ!でのライター歴10年目に突入) 埼玉県出身(東京都在住)。大手通信会社を退社後、WEB制作や記事作成の仕事を立ち上げる。学生時代はテニス・サッカーを行い、様々なスポーツに親しみながら知識を深め、ATPツアー・WTAツアーなど年間100試合以上、サッカー・ラグビー・野球・フュギュアスケート・卓球・バドミントン・オリンピックやその他のスポーツを含めると、ほぼ競技を見ない日は無いという現状、どの分野でも徹底した調査と取材をモットーに1700記事以上作成の実績 記事についてのご意見などは→お問合せ、SNS(Twitterfacebook)、メールからご連絡下さい。 更に詳しいプロフィールは→こちら